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【報告】世田谷区障害者団体連絡協議会 学習会「防災に関する意見交換会」

日 時 : 令和 5 年 5 月 17 日(水) 10 時~11 時 30 分

会 場 : 団体活動支援スペース会議室AB(世田谷区児童相談所1階)

説明者 :世田谷区災害対策課

テーマ :『防災に関する意見交換会(避難所の現状と在宅避難について)』

ー災害時に在宅避難する際、どのような備えが必要か皆で考えましょうー

(当会より出席者 2 名)


連協の村井会長から「災害の時に大切な命が失われないように」この学習会が有意義なものになりますように。との挨拶から始まりました。

最初に、家具の転倒防止、食料、飲料をご自分で揃えていただいて、なるべく在宅で、避難所に避難しない事を推奨します。というお話から始まりました。停電については、区内で20%、局地的に停電することを予想している。その場合、停電していない地区から電源を持ってくるということも考えているとのこと。 指定避難所については、区内 95 ヶ所。ほとんどが小・中学校で、環境が整えられていない。1 ヶ所 1500人から 2000 人とされ、全て受入れは無理であろう。運営は、区の地域防災計画が行っている避難所運営委員会で、PTA、町会、先生が担っている。避難所運営マニュアルがあり、要配慮者に対しては、こういう事に気を付けてください。ということを載せている。


1 階のスペースを割り当ててください。

空調設備があり、過ごしやすい部屋を割り当ててください。

トイレまでの導線が確保されている部屋を割り当ててください。

家族や介護者の方のスペースも設けてください。 等


私が所属する自治会の訓練でそのようなスペースや部屋の確保など気にかけてもらったことがないので、ちょっとびっくりで、後でマニュアルを見直してみようと思いました。

その後、グループワークになり、避難所にどういうことが求められるかを話し合い、私たちのグループでは以下のような発表をしました。


まず障害当事者が運営委員会や訓練に参加して、自分たちに何が必要か伝えることが大事。


マンホールトイレは車いすでも入れると言われたが、手すりもなく使えない。場所も、途中段差があったり、砂場などで、車いすでは行きにくい。


避難所がバリアフリーではない。1F は個人情報等で入れない部屋が多く、校長判断では使えない。運営委員に教育委員会の人を入れてほしい。


福祉避難所は誰が運営するのか。障害者が指定避難所から福祉避難所に移動する際に指定避難所でも手一杯なのに人が一緒に行ってくれるとは思えない。


福祉避難所としての避難所運営マニュアルを作ってほしい



今回出された意見の回答は災害対策課に持ち帰りになりました。

ここで時間切れとなり、肝心の在宅避難については次回秋くらいに行いたいそうです。(坂)




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