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令和7年度 連協学習会報告池袋防災館 防災体験ツアー

  • setagayashitaifubo
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

日時:令和7年6月23日(月)

会場:池袋防災館

参加者:17名(当会1名)


〇消火体験

〇煙体験

〇地震体験

〇VR防災体験

 外部での学習会は初めてでした。今回の体験ツアーの趣旨は、普段地域の防災訓練に参加することが難しい障害者に、実際に災害体験をしてほしいというものでした。父母の会では以前臨海公園にある「そなエリア東京」にいきましたが、そなエリア東京は、地震災害後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心とした防災体験学習施設で、災害は映像をみせていただきました。

 今回は災害を体験するツアーで、まず水消化器による消火体験をしました。

みなさん、壁に映る火に向かって水消火器を噴射していました。一般の家庭にある粉末消火器は噴射時間が15秒ほどで、3m~5mの距離から噴射します。これは、火災の初期消火において迅速に短時間で使用する必要があるためだそうです。

 次に煙体験室で煙体験です。数名ずつ部屋に入り、姿勢を低くして口を覆って脱出します。中の様子は室外のモニターで見ることが出来ました。体験では車いすでも通れましたが、実際には姿勢を低く出来ない車いすは危険だと感じました。


 次は震度7の地震体験でした。机の下に避難していた人たちは、固定された机の脚をしっかり掴んでいても振り出されてしまっていました。今回は室内で、横揺れだけでしたが、実際は縦揺れもあるからもっと酷いとのことです。


 最後はVR防災体験でした。VRとは、バーチャルリアリティーのことで、専用ゴーグルを着用してコンピューターで創った世界を視覚・聴覚を仮想空間とリンクさせて、現実のような体験をすることです。内容は最初は台所の鍋の火災発生から消火しようとするけれど、消化器がうまく使えず慌ててしまい、15秒の噴射時間が終わり、あっという間に火が壁から天井に燃え広がるものでした。次は車を運転中の水害で、アンダーパスに入ってしまい、水位が上がって出られない

というものでした。水中の画像は浮遊感があって酔ってしまうような気持ち悪さでした。

 私は、現在脚を傷めていて机の下に入ることも、姿勢を低くすることも出来ないので、これは、被災したら逃げられないなと感じ、障害がある人達の避難行動は、困難ものだと思い知らされました。


消火体験
消火体験
地震体験
地震体験
煙体験
煙体験

 
 
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